2010.09.09
激痛分娩を妊婦に強いる日本社会が、ホメオパシー批判できるか?(6)
■激痛分娩を妊婦に強いる日本社会が、ホメオパシー批判できるか?
「負け犬の遠吠え」の酒井順子が書いた「少子」を読んだ。
その中で、
「専門家が無視している少子化要因で、ズバリ『痛いから』、
これが少子化の最大要因じゃないか」と看破していた。
で、アメリカでは無痛分娩が当たり前で、激痛分娩は
「医療費をロクに払えない貧乏人か、極度のナチュラリストだけ」とのこと。
そしてアメリカの医師は、
「激痛分娩は妊婦に多大な精神ダメージを与えるので、可能であれば
無痛分娩をすることを医学的に勧めている」とある。
しかし、日本では「激痛分娩を経てこそ、母親になれる」という訳わからない精神論が横行し、
先進国唯一の激痛分娩国になっている、と書かれている。
・・・この件を読んで、今の日本のホメオパシー論議を思い出してしまった。
要は、アメリカで、金があるのに激痛分娩を選択するのは、
「現代医学を意図的に遠ざけようとするナチュラリスト」ということであり、
これって今日本で騒がれているホメオパスと相通じるものがあるのではないのか。
(アメリカで激痛分娩を選択する妊婦のうち、相当比率がホメオパスではないか、と
予想される)
逆に言えば、
「ホメオパシーは医学的に非合理」と判断する一方で、
「出産は激痛分娩でなきゃダメ!」と医学的に不合理な選択を妊婦に強要する日本社会は、
ある種の「ダブルスタンダード」じゃないのか?
今回、朝日新聞の尽力で「非合理なホメオパシー」を日本社会から排除できる可能性が高まっているが、
今度は、「医学的に非合理なのに、母性神話で妊婦に強要している激痛分娩」についても
キチンと合理的判断を下すべきでは?
※「無痛分娩は医学的に問題」というのであればご指摘下さい。
当方、酒井順子本を論拠に論を組み立てているので、無痛分娩の方が科学的に有リスク、となると、
論拠が一気に崩れるので。
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■http://anond.hatelabo.jp/20100908214709
「専門家が無視している少子化要因で、ズバリ『痛いから』、
これが少子化の最大要因じゃないか」と看破していた。
この「少子化の原因は痛いこと」の根拠は書かれていた?
例えば先進国における出生率と無痛分娩に相関があるとかそういうの
それとも酒井順子さんが思っただけ?
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■http://anond.hatelabo.jp/20100908220729
専門家が無視してるんだからないと思う。
先進国っていっても、すごく先進国からかろうじて先進国までいろいろあるから。
先進国の仲間入りしようとしてる中国とかインドとか、無痛分娩率が低くたって出生率は高いだろうし。
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■http://anond.hatelabo.jp/20100908214709
あのさ、「無痛分娩」て言ってるけど、あれ無痛なわけじゃないからね。
でも激痛分娩推奨みたいな文化はノーサンキューだよね。
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■http://anond.hatelabo.jp/20100908221316
昔の話だけど、青汁を飲みやすく美味しくしたらぜんぜん売れなくなって、苦くて青臭くてのみにくい元の味に戻したとかいう話を聞いたことがある。
一方、アメリカではビタミン剤が売れている。
「合成したビタミンには含まれない微量の栄養素が野菜には・・・」
という反論を受け、最近は合成したビタミンは使わずにフリーズドライした野菜やハーブを原料にタブレットを作ったりしてる。
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■http://anond.hatelabo.jp/20100908214709
昔は無痛分娩が多かったならその理屈成り立つけど実際は沿うじゃないのでは?アメリカだって移民とか貧乏人のほうが出生率高かったはず。
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■http://anond.hatelabo.jp/20100908214709
当方、酒井順子本を論拠に論を組み立てているので、無痛分娩の方が科学的に有リスク、となると、
論拠が一気に崩れるので。
まったくもって意味不明。
酒井の論が”日本では「激痛分娩を経てこそ、母親になれる」という訳わからない精神論が横行し、先進国唯一の激痛分娩国になっている”だから、論拠は「精神論が無痛分娩数増加に繋がったか否かのデータ」しかありえない。
無痛分娩で科学的リスクがいくら上がっても、精神論否定が結果的に無痛分娩数増加に繋がり、精神論の温存が減少に繋がりさえすれば酒井論は肯定される。
で、問題は精神論でしか説明不能なのか。
多分一番の理由は「常勤麻酔科がいる産婦人科が少ないから」です。
日本ではまだ設備の整った産婦人科と大病院で、希望する人と疼痛に耐えられない心疾患などの患者のためにしか無痛分娩されておりません。
「麻酔科医 数」で検索すれば、麻酔科医が足りていないらしいことは容易にわかる。さて、その足りない麻酔科医を、医療側はどう使おうと考えるか。
つまり、激痛だろうと何だろうとひとまず産むことはできる妊婦と、麻酔科医なしでは実行不能の救急や手術、どちらに使うかだ。
前者にリソースをジャブジャブ使おうとするバカは多くはないだろう。
精神論があろうとなかろうと、それで現実を超えられるわけはない。

日本で無痛分娩が主流じゃないのは、単純に麻酔医が少ないからだよ。産科に回す余裕がない。
Posted at 2010.09.11 10:28 AM by 名無しさん